「まるでIKEAじゃん(褒め言葉)」な、Amazonベーシックを キミは知っているか?

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プライベートブランドって何だっけ?

ズバリ「安さ自慢」、それがプライベートブランドの真骨頂

Amazonベーシックを考察する際に外せないのが、Amazon独自の「プライベートブランド」であるということ。

ここでかんたんにマーケティング用語のおさらいすると、品物を作っているメーカーのブランドで販売している商品を「ナショナルブランド」と呼ぶのに対し、販売店が仕入れたものをお店独自のブランドとして販売すると「プライベートブランド」と呼びます。略して「PB」なんて言われたりもします。

プライベートブランドは日本でも80年代頃から大手スーパーが大々的に扱い始めたことから一気に普及しました。今日ではイオンのトップバリュー/ベストプライス、セブン&アイホールディングスのセブンプレミアムなどとても身近な存在になってます。

では、販売店がプライベートブランドをわざわざ立ち上げる理由・メリットはどういったものでしょうか。端的に言えば「儲かる」から、に尽きます。

モノを作って売るまでの間には様々な手間暇コストがかかりますが、プライベートブランドはメーカー側の負担を減らした分だけ「仕入れ価格」を安くできるカラクリがあります。
メーカーとしては宣伝せずに済めば広告宣伝費・販売促進費がかかりませんし、納品するための物流コストなんかも特定の販売店のごく少数の物流センター入れで済めば浮きまくります。
また、販売店がプライベートブランドでモノをメーカーに作ってもらう際、「大量発注」「全量買取」というメーカーも価格交渉に応じやすい土台があります。

仕入れ価格が下がると、販売店としては2つのことができます。「利益を多くとる」か「安く売る」です。
実際には大手メーカーのナショナルブランド品と同じ値段で売るのは難しいので、お客さんが選んでくれるラインまで売価を下げざるを得ません。考え方によっては客寄せの目玉品として、利益を削って売っても赤字になりにくいので、価格設定の柔軟性はフツーの商品よりも秀でてるわけです。

ナショナルブランドは特定の販売店にだけ卸価格を下げると、他の販売店からクレームがつくリスクもあるので、プライベートブランドの供給元として特定販売店と組むのは営業戦略的にも手札が増えることになります。

プライベートブランドは安かろう悪かろうなのか、イヤそんなことないです

80年代の大手スーパーのPB品を知る人にとって、「安かろう悪かろう」のイメージが付きまとうのはやむを得ない面があります。実際、コストと納期を最優先(質を妥協せよ)から企画され、結果、顧客目線で開発されていないPB品では、機能・質が二流・三流のものも今だに見られるので。

冒頭に挙げたIKEAとコストコや、無印良品やニトリなどブランド力で勝負しているPBも存在しています。
Amazonベーシックに関しては、4つの特徴のところで述べた通り「購入者レビュー」が読めるため、安心感はあります。評価が高いレビューだけでなく、低い方のレビューにも目を通して、納得して購入するようにできるのが強みです。

まとめ

まずは、気軽にAmazonベーシックのページから眺めてみるのがオススメです。
多種多様なアイテムから気になるものをピックアップして、レビューで評判を見てみるのはいかがでしょうか。

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